太陽光発電ソリューション事業部

太陽光発電のソリューションは、ソーラーパネル,パワーコンディショナー,架台から構成されます。架台に関する詳細は、ソーラーカーポートのセクションで記載します。

ソーラーパネル

ソーラーパネルは、ほとんどのメーカーが中国で製造しています。
日本で小売りされているソーラーパネルは、海上輸送コンテナで輸入され小売りされています。メガソーラー発電案件などの場合を除き、数枚から十数枚程度のパネル設置は割高になります。このビジネス構造は、ソーラーカーポートにも共通しており、部材価格が高くなる大きな要因です。
また、中国との貿易決済はドル建てとなることから、昨今の円安によりソーラーパネル価格が円建てでは割高になっています。

パワーコンディショナー

最新のソーラーパネルとパワーコンディショナーの間で、相性問題が発生することはまずありません。
ソーラーパネルの目線では、出力電圧と出力電流数値、パワーコンディショナー目線では系列別の入力電圧と入力電流の最大値が許容範囲である必要があります。

日本で系統連系して使用する場合は、弊社はHUAWEI製品を推奨しています。
完全オフグリッドで利用する場合には、別の推奨できる選択肢がありますが、こちらも中国製です。

弊社では、住友電工製のハイブリッド型パワーコンディショナー(POWER DEPO H)も使用しています。性能には申し分ないものの、発電・蓄電情報の可視化という点で、かなり不満の出るものとなりました。WiFi経由でデータを収取している割には、データ開示には消極的な企業姿勢のようです。

各種パワーコンディショナーの取り扱いがございますので、メールにてお問い合わせください。

ソーラーカーポート

インターネットでソーラーカーポートの見積りを取得したら高すぎてびっくりされたことはありませんか?

ソーラーカーポートメーカーは、パネル,架台,パワーコンディショナーをセットで販売します。パワーコンディショナーはともかくとして、架台はパネルに最適化された専用設計になっているために、部材価格が高くなる大きな理由です。

ソーラーパネルの大きさが規格化されれば、パネル枚数に応じて架台が共通化され、価格を劇的に下げることが可能になります。現状は、パネルメーカ毎にバラバラのサイズでパネルを作っていることから、架台メーカーが個々に最適化した設計を行ているのが実情です。架台生産メーカーも、中国メーカーのみです。従って、ソーラーパネルのセクションにも記載しましたが、一台分の架台部材を中国から取り寄せるのは海上コンテナの混在便での輸入となり割高になります。

価格を安く上げる手法としては、クラウドファンディング的な形で需要数を把握した上で必要数量を決めることができれば、在庫を持つことなく輸送費用を最適化できるので、60-70万程度の部材価格で四台分のソーラーカーポート部材を用意できる可能性があります。

弊社では、製品と発電量評価のために、Next Energy社製の4台置きDulightを本社前の駐車スペースに設置しました。部材のみをご提供するためのお見積りも作成しますので、メールにてお問い合せください。